不動産マメ知識 その11

不動産マメ知識 その11


自然災害を補償する

保険のいま



昨今のようにおおきな災害が続くと気になるのが、自然災害を補償する保険です。

どんな保険があり、どのように選び、またどんな点に気を付けて加入するべきでしょうか。

今回は「地震保険」についてご紹介します。


参照:不動産マメ知識その7(保険料)

参照:不動産マメ知識その10(火災保険)



地震による火災は

火災保険ではなく

地震保険がカバー



火災は地震によっても発生しますが、地震で起きた火災保険を補償するのは地震保険だけで、火災保険は適用できません。


また地震保険は火災保険とセットで入ることになっており単独加入はできません。


地震保険は地震で起きた火災や津波、火山などの噴火による損害をカバーしますが、いくつか制限があります。


契約金額は、火災保険の保険金額の30%~50%の範囲で設定します。

建物は5,000万円まで、家財は1,000万円まで。


保険料は、イ構造(主として鉄筋・コンクリート造の建物)、

ロ構造(主として木造の建物)で分かれている他、建物が所在する地域(都道府県)によっても異なります。


なお、地震等によって被害を受けた場合は、損害状況によって4区分の保険金が支払われます。


このような制限があるのは、大きな地震が起きると損害額が巨額になることや、短期間に大量の損害調査を行い、迅速かつ公正に保険金を支払う必要があるためです。


地震保険は、昭和39年(1964年)に起きた新潟地震を契機として成立した、法律に基づく国の制度で、受けた損害をすべて補償するのではなく、被害に遭った時に当面の生活を支えるための保険です。


したがって保険金に関しては使う目的を問いません。住宅ローンの返済や引越し費用に使っても構いません。


マンションの場合は、専有部分と共有部分がありますが、共用部分はマンション管理組合が火災保険、地震保険に入るのが一般的なので、どこまで補償しているかはマンションの契約時に確認しておくと良いでしょう。

(Y・K)



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